Maggie May

練習がてらアコギの話。
アコギ=アコースティックギターの事で、所謂生音で弾くギター。つまりはクラシックギターやフォークギターはこのアコギに相当する訳で、それらの総称と考えれば判り易いかも。
ギターを始めた頃はやっぱギターと言ったらエレクトリック、アコギなんてかっこ悪い、と思っていたのだが、それはやはり日本のフォークのイメージがあまりにも強かったが故の事だろう。後に好きになったアーティストもいたりはするのだが、基本的に日本のフォークに対してのイメージは今でも良い物ではない。
しかしながらギターを始めて数年経った頃、洋楽シーンにおいてアコースティックブームが勃発し、それを切っ掛けとしてアコギに対するイメージは180度変わった。エレクトリックには出せない繊細さ、また凌駕するダイナミズム、ギターという楽器を使い切ったとも言えるオーケストレーション、それらはすべてアコースティックであるが故に可能な持ち味であって、ギターという楽器の持つ本来の魅力はアコースティックにこそ存在するのではないかとも思えた。いくらエレクトリックで派手な演奏を決めても、アコースティックの一音だけ爪弾いた深みの有る音色には敵わない、そう例えれば良いのか。
それだけ奥の深い楽器なので、いい加減な演奏はすぐに音に出てしまう。だからちゃんと練習しないといけないのだが、はっきり言って今の僕の状態は相当ヤバイ。このままじゃ大恥かいちまうぞ。

Every Picture Tells a Story

Every Picture Tells a Story

アコースティックなロックアルバムの名盤と言ったらこれ。この時代のロッドはMotley CrueやBon Jovi辺りのレイドバックした楽曲の元ネタだろう。今年還暦を迎えたロッドさんだが、今の彼女は20代のエロいオネーチャンだったりする事に筆者は世の中の不条理を感じたりする。
スムース・ギター~シェイプス

スムース・ギター~シェイプス

映画「レオン」のエンディングに使われていた「Shape of my heart」はスティングの「Ten Summoner's Tales」に収録されていた楽曲だが、スティングバンドのギタリストであるドミニク・ミラーが作ったギターのフレーズが元となって作曲された物で、このアルバムでは新録バージョンが聴ける(スティングも参加)。あのギターのフレーズも魅力的だが、それを延々繰り返したバッキングトラックにしっかりとしたメロディを載せられるスティングはやはり天才。超絶技巧と口当たりの良いポップスの融合。これは簡単に出来る物ではない。しかしそれが可能だったが故にポピュラリティとリスペクトを得る事が出来たという好例。婦女子をノックアウトするエロボイスも人気の一因か。ライヴ盤は圧倒的に歓声のトーンが高い。