白いワニがくるよ!!!
週末に資格試験がある為、土日は引き篭もって試験勉強。ライヴのミーティングにはそれが理由で欠席してしまいました。かいちょう、スマン。
但し引き篭もりっぱなしも精神衛生上宜しくないので、ちょっと外出して本屋を物色。「ああ、これ前から欲しかったんだ」という事で下記を購入。
- 作者: 江口寿史
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2004/01/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 江口寿史
- 出版社/メーカー: ホーム社
- 発売日: 2004/01/16
- メディア: 文庫
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江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!!ひばりくん (愛蔵版コミックス)
- 作者: 江口寿史
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: コミック
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この文庫版にはジャンプコミックスに収録されていなかった末期のエピソードが収められているという事で、「いつかは読み返したいよなあ」と思っていた訳です。で、20年振りぐらいに読み返してみた訳ですが、今読んでも最高に面白い。80年代の風俗がそこかしこに散りばめられた作品なので、もしかすると古臭くて楽しめないかもな、と懸念していたのですが、それは単なる杞憂に終わりました。それほどまでにキャラクターやプロットが魅力的だという事ですね。まあさすがにYMOや一風堂、デイヴィッド・シルヴィアンなんて辺りがヒップな物として登場する辺りは80年代を意識せざるを得ないのですが。でも彼らも時代を超越して、今でも生き続けているアーティストですよね。
マンガのコマ一つ、それ自体がアートとも言える完成度を誇っているのは驚嘆に値するし、これ以降の漫画家の作画に大きな影響を与えたキャラクター造形はやはり江口寿史最大の魅力でしょう。浦沢直樹や上條淳士は完全に江口の影響下にあるよね。
過去にアニメで放映されていた事もあったけど、今の時代に置き換えてドラマにしてみたりしてもそれなりに成功するんじゃないだろうか。ただ、それには非常に強烈なインパクトのある女性をキャスティングするのが絶対条件になる訳ですが。だって見た目、性格、何もかもが完璧な女の子が実は男だった、というマンガな訳ですから。単なるかわいい女の子が演じても、多分「女の子」にしか見えないだろうからやはりドラマにするのは無理か。
中学一年の終わりから中学2年の秋までジャンプは読んでいなかったんだけど、今思うとこの作品が連載休止してしまったのが一番の理由なのかな。「北斗の拳」にはまりだしてから、ジャンプを再び読み始めるんだけどね。