Alright, Don’t Stop Me Now

今朝、新聞を開くと下の告知が。
QUEEN + PAUL RODGERS来日公演(リンク)
当然ながらQUEENはあのイギリスのQUEEN。ポール・ロジャースはブリティッシュ・ロックを代表する名ヴォーカリストの一人で、FREEやBAD COMPANYでの活動が有名。勿論、QUEENのヴォーカルだったフレディ・マーキュリーは1991年にAIDSでこの世を去っているし、ベーシストのジョン・ディーコンは「フレディ以外のヴォーカルとはバンドは出来ない」という事で引退している。よって、今回のツアーはポール・ロジャースをフロントマンに迎えての新たな門出という事になる(因みにベーシストはダニー・ミランダ。かなりマイナーな人ですな。BLUE OYSTER CULTとかトニー・ハーネルのMORNING WOODでベース弾いてた筈)。

で、今朝から「チケット取ろうかなあ・・・?」と悩んでいる訳ですが、S席・12,000円は高いなあ。こりゃあROLLING STONES並だね。おまけに東京は思い切り平日だし・・・ まあ、有給入れれば良いんだけど。去年もこの時期に有給取ってTODD RUNDGRENを見に行ったしなあ。9月頭からチケット販売開始なので、それまでじっくり考えます。

僕にとってQUEENもポール・ロジャースも思い入れが深い人達だったりする。QUEENはロックを聴き始めた頃に触れたバンドなので、かれこれもう20年以上彼らの音楽を聴いている事になるし、ポール・ロジャースは「ああ、歌という物はこうやって緩急つけて歌うものなんだな」と教えてくれた人。ハッキリ言ってフレディとは全く正反対の歌い方をする人だけど、ソフトにもハードにも歌いこなせる、という意味では共通するのかもしれない。

大学4年だった1993年にQUEENのギタリストのブライアン・メイ、そしてポール・ロジャースの来日公演をそれぞれ見る事が出来たのだが、今でも結構鮮明にその光景は頭に焼き付いている。運良く2公演ともかなり良い席が取れたので、なおさら記憶に残っているのかもしれないが、それだけのアーティスト・パワーがこの人達にはあるという事なんだろうな。「え、こんなの俺見たかなあ・・・?」なんてライヴも過去にはいろいろあるからね。今回も鮮烈な印象を残してくれるライヴに期待したい。



・・・・でもね、本当に一番記憶に残っているのはブライアン・メイのライヴを見た時、自分の真正面のステージ上・至近距離でコーラスを担当していた金髪のオネーサン2人組だったりするんですよ。だって胸元思い切り開いた黒のビスチェがステージ・コスチュームですよ。「ああ、苦労してチケット取った甲斐があった(涙)」と感涙したのは言うまでもありません。