Drifter

僕は昔から何かと頭や足をぶつける癖(?)がある。

21歳。バイクを歩道橋の下に停めたのだが、その停めた位置から動こうとして思い切り頭を橋脚にヒット、そのままうずくまり気が付いたら額に大きなコブが出来ていた。

25歳。配達先でワゴン車後部の扉を閉じる時に頭を扉の角に強打。痛かったがそのままお客さんの所に向かう。客先に着くと「アワワワ」てな表情で皆が僕を迎えてくれた。頭から流血しており、その血が顔面を伝っていたのだ。痛かったが、担当の綺麗なお姉さんが「大丈夫!?」と顔を拭いてくれたのは嬉しかった(笑)

26歳。赤坂見附の駅前にクルマを停めて道の反対側の東急ホテルに渡ろうとした際、飛び越えようとしたガードレールに思い切りスネをヒット。あまりの激痛に立つ事が出来ず、そのままアスファルトに体ごと投げ出して倒れこむ。周りの通行人は大爆笑。


そして今日、新たな伝説が生まれた。

帰りの道中立ち寄ったお店には何故か拡声器があった。その拡声器でいかりや長介の物まねがしたくなり、僕は口元にマイク部分を運んだのだが、勢い余ってマイクを歯に強打。「ゴッ!!」という物凄い音と共に激痛が口中に走り、そのままうずくまる。

長さん風に言うならば「駄目だコリャ」でしょうか、やはり。