No such thing

runt51502005-03-21

昨日、友人と昼飯を食った後にTower Recordsに寄り、一枚のCDを購入。若手ギタリスト・ソングライターのジョン・メイヤーがアップルのiTunesサイトだけで販売したライヴ音源「As/Is」の限定盤CDだ。日本ではイマイチ認知度が低いが、このジョン・メイヤーアメリカでは相当人気がある。事実先日のグラミーでも2ndアルバム中の「Daughters」が年間最優秀ソングに選ばれたほど。本来iTunesを使ってファイルの形式でしか購入できないライブ音源だったのだが、人気を反映してCDも限定で出したという事なのだろう。

最近はMp3音源ファイルのネット限定販売が本当に多い。僕自身も去年、怒涛の勢いでリリースされたメタリカのライヴ音源を購入したりしたのだが、日本の、それも地方に住んでいる日常的にライヴに触れる機会が少ない人間にとっては嬉しい限り。正式にライヴ盤を出せるアーティストなんて基本的に人気バンドに限られるし、そのライヴ盤に自分の好きな曲が必ず収められているとは限らない。でもこのネットでの販売という方法論であればアーティストにとってもコストが大幅に削減できるし、購入する側にとっても自分の好きな曲を演奏している日のライブを選択して購入すれば良い訳で(極端に言えばその一曲だけを購入しても良いだろう)、無駄な出費を抑える事もできる。

こういう時につくづく便利な時代になったなあと思う。でも便利なおかげでクレジットの利用金額が年々上がっていくんだよな・・・ あれ、無駄な出費が増えてるのかな。矛盾した話になってしまいました。


John Mayer Official Website
ページが開くと自動的に「Daughters」が流れます。別にギターに興味が無い人でも気に入る曲じゃないかな。なんか最近春めいてきたからこういう曲は車の中で聴くと気持ち良いかも。