■

仕事帰りにDVDを買う。

One Night in Dublin: a Tribute to Phil Lynott [DVD] [Import]

1986年に他界したTHIN LIZZYのフロントマン、フィル・リノットを追悼する為に昨年の8月、フィルの故郷アイルランドで行われたライヴのDVD。因みにフィルの誕生日に合わせて行われたので、生誕祭と言えるかも。
タイトルには「Gary Moore＆Friends」とクレジットがあるが、ゲイリー・ムーア（Vo＆G）は勿論、ブライアン・ダウニー（Dr）、スコット・ゴーハム（G）、ブライアン・ロバートソン（G）、エリック・ベル（G）ら、THIN LIZZYに参加していた歴代メンバーも次々登場する。
いや、このDVDね、僕みたいなゲイリー＆THIN LIZZYの大ファンには宝物みたいな作品ですよ。フィルが亡くなった86年以降、正式な形でゲイリーがこの手のイベントを行った事は皆無に近いし、今は完全にブルーズ・ギタリストに転向してしまったゲイリーが久々にTHIN LIZZYの曲でバリバリにロック･ギターを弾きまくる姿が見られる訳ですから。そう、僕はまさしくこういうゲイリーをカッコいいと思ってギターを弾き続けてきたのだった。まさか2006年に「BLACK ROSE」の超絶ギターソロを弾くゲイリーの姿を拝める事になるとは思わなんだ。
一番感動的なのはラストに演奏される「パリの散歩道」なんですが、導入部にはフィルのソロアルバムに入っていた「オールド・タウン」の一節が歌われます。
〜昔馴染みのこの街も君がいない今となっては見知らぬ場所の様〜
フィル自身が書いた曲なんだけど、こういう形で捧げられると本当に感傷的になりますね。

ブラック・ローズ

ゲイリー・ムーアが参加してレコーディングされた唯一のアルバム。高校入学直後に近所の中古盤屋で買ったんだよなあ、確か。

Philip Lynott Album

「オールド・タウン」が収められたセカンド・ソロアルバム。この曲はThe Corrsもレコーディングしているので、聴いた事ある人はもしかすると多いかも。