あれ、こんなの出てるのね、という事でAMAZONにて注文。

Slippery When Wet

Slippery When Wet

上の説明だけだと単なるBON JOVIの3rdアルバム「Slippery when wet」、そんなの別に珍しくも無いし、あんたの世代だったら高校時代、クラスの殆どの連中が持ってたでしょ、とか言われそうだが、実はこれ、CDとDVDが一体化した「DUAL DISK」という代物で(片面にCD、もう片面にはDVDのデータが収録されている)、DVD層にはこのアルバムの5.1chサラウンド音声と当時のPV全5作が収録されている。そういえば去年、ニュー・アルバムが出た際にJon Bon Joviがインタビューで「昔のアルバムを5.1chリミックスしている最中」とか話してたけど、これの事だったのね。
もうこのアルバムは何度聴いたか判らないくらい聴きまくった。それまでは日本では人気があるけど本国ではそれなり、どうもイマイチ冴えないバンドだなあ、という彼らを一躍スターダムに押し上げた傑作であるからして、僕と同年代の方々にとっては所謂「人生のサウンドトラック」だったりするかもしれない。それが15年の歳月を経て、新しい音で帰ってくるというのは感慨も一入。5.1chにリミックスされてどういう印象を持つか、という所に興味深々であるけれど、それと同様に、久々に当時のPVも見られる、というのが個人的には嬉しい。「Never Say Goodbye」のPVが良かったんだよね。観客席のど真ん中に設置された小さなステージでアコギを弾きながら歌うJonが最高にかっこ良かったのだ。