Thunder Road

runt51502006-01-04

年末に購入していたのだが、時間が出来たので見てみた。

ブルース・スプリングスティーンアメリカを象徴するアーティストの一人。その彼の代表作中の代表作がこの「Born to run」で、2005年はそのアルバムが発売されてからちょうど30年。30周年を記念してCDとDVD2枚がセットになって再発されたのだが、やはり注目はDVD。当時のロンドンでのライヴと製作にまつわるドキュメントがDVDには収録されている。
たかがロックのアルバム1枚、と捉える事も出来るのだが、このドキュメントを見れば彼とバンドのメンバーがどれだけ心血を注いでこのアルバムを作り上げたかが良く判るだろう。作曲、作詞、レコーディングの過程、そのいずれにも「妥協」の2文字は無い。なんたって表題曲「Born to run」1曲の完成には6ヶ月もの日数が必要とされた程だ。それだけ真剣にアルバム作りに向き合ったからこそ、30年の時を経ても人々の心を打つ作品として今も生きながらえているのだと思う。
中身も当然大事なんだけど、ロックの場合、パッケージも重要だ。「どれだけカッコ良く見せるか」。ハッタリに感じるかもしれないけれど、写真一枚でそのアーティストの全てを見せなければならない訳で、その意味でこのアルバムは数あるロックアルバムの中でも最高にカッコいいジャケットの一つ。単なるギター抱えたアンちゃんの横顔一枚なのだが、これを見てギター始めた奴は絶対世界中に数万人はいると思うぞ。

で、これをパクると以下になります。

Stand Up

Stand Up

これを見てギター始めた奴はあまりいない・・・・と思う。