Long Live Rock N' Roll

久々に散財。見たいDVDがまとめて同じタイミングに出たんだから仕方が無い。

リッチー・ブラックモアズ・レインボー・ライブ・イン・ミュンヘン 1977 [DVD]

ライヴ・アット・武道館 (RISING IN THE EAST) [DVD]

メタリカ 真実の瞬間 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

どのバンドもガキの頃から大好きで、僕に非常に大きな影響を与えた連中だ。今でも一番好きなギターはラージヘッドの70年代ストラトだし（この頃のリッチーのメインギターだ）、冬にライダース着てるのはそれがメタルの制服だし（Judas Priestと言えばレザーの衣装だよね）、ボロボロのジーンズが好きなのは高校生の頃に見たMetallicaの写真があまりにもクールだったから（今でこそおしゃれな格好もする彼らだが、20年ほど前は穴の開いたジーンズにＴシャツが彼らの定番だった）。

しかしこのMetallicaのドキュメント、ここまで赤裸々で良いのか、と言うほど彼らの内幕を見せてくれる。それも普通だったら見せないバンドの暗黒面を。解散一歩手前まで落ちていく様、そしてそこから復活を遂げる過程を偶然ドキュメントしてしまう結果となった訳だが、あまりにもドラマティックでまるで劇映画を見ているような錯覚に陥る。これは音楽映画では無く、音楽にまつわる人間ドラマであって、それが故にMetallicaというバンドを知らない人でも興味深く見ることが出来る作品だろう。これは「パラダイス･ロスト」や「ブレアウィッチ２」を監督したジョー・バリンジャーの手腕による所も大きいんだろうね。