男の墓場

連休中の日曜日、僕が住む盛岡市から車で一時間ほどの北上市で「男の墓場プロダクション」の自主上映が行われたので、ボンクラ映画好きの友人と赴く。
男の墓場プロダクション・HP
男の墓場プロダクションとは、昨今の邦画界の現状に憂える男・杉作J太郎主宰の「男の男による男の為」の映画制作プロダクションである。簡単に言うなれば、70年代に隆盛を誇った「東映ヤクザ物・2本立」とか「千葉真一カラテ映画」等の「男の娯楽映画」を現代に蘇らせようという趣旨の下、孤軍奮闘する団体な訳だ。日頃、濃口の映画ばかり見ている僕には当然ながらこのイベントは必修科目、岩手の片田舎にどれだけ人が集まるのかと不安を抱えながら赴いたのだが、果たしてその不安は杞憂に終わるのである。
東北では初開催という事もあり、恐らく近隣の宮城や秋田辺りからのお客さんもいたのだろうが、遠路はるばる広島から来場した方もいらっしゃったとの事。100人ほどは集まっていたと思うので、これは大成功だったのではないだろうか。僕が敬愛するロマンポルシェ。ロマン優光氏の生ステージショーも目にする事が出来たし、大満足で帰路に着いたのであった。