mini
何故か昔からミニチュアが好きで、子供の頃はトミカのミニカーばかり集めていた記憶がある。ミニカー好きは大人になった今でもそのままで、一時は破産しそうな勢いでミニカーF1をコレクションしていたくらいだ。
だから最近CD屋に行くと、昔のアルバムを当時の体裁で再現した紙ジャケットCDを購入してしまう癖がある。紙ジャケットCDというのはいわゆるアナログLPのデザインをそのまま縮小したCD版ミニチュア。僕が高校生だった80年代後半頃まではCDもまだまだ普及しきっておらず、当然殆どの音源がアナログレコードで販売されていた。
その時代辺りまでのアルバムというのは30cm四方の厚紙に印刷される事を前提としてデザインされているので、これが普通のCDの薄っぺらいブックレットになってしまうと物凄く安っぽく感じるんだよね。
でも昔はいろんなデザインのジャケットがあったよなあ。飛び出す絵本みたいになってるヤツとか、ジャケットその物に穴が開いていて、そこにレコードを差し込むとデザインが完成するヤツとかね。
メディアがどんどん小型化していくのは便利だけど、こういう表現としての遊びが失われていく事はなんとも寂しい限り。